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出願書類の準備

出願書類は各大学院で異なる

 法科大学院へ提出する書類については志望先の募集要項を参照し、必要書類は早めに準備することをお勧めします。どこの大学院でも求められる書類として、志願票、志望理由書、適性試験のスコア、大学卒業(見込)証明書、成績証明書、職務経歴書などがあります。この他にTOEICやTOEFLの受験結果、資格の証明書、推薦状などは、受験生独自の判断で提出できる場合もあります。


志望理由書に書くべき内容とは

 数ある提出書類のうち、最も重要であり、準備に時間をかけたいのが「志望理由書(ステートメ ント)」です。大学院によっては「申述書」や「自己申告書」と呼ばれたりします。法科大学院の志望理由書には、なぜ法律家を志すのか、なぜその法科大学院に入りたいのか、今までの自分のキャリアをどう生かせるのか、将来どんな分野で活動したいのかなどを記述する必要があります。志望動機と将来の展望については、これまでの経験や履歴、学習歴に基づいた根拠を示せると説得力が増すでしょう。上手に書き上げるためにも、さまざまな情報を整理して表現する文章テクニックを身につけたいものです。


書類の準備にも計画性が必要

 提出書類には、自分で用意できるものと、外部から取り寄せなければならないものがあります。 後者には、各種の証明書や外国語能力試験のスコアがあります。これらについては、余裕をもって入手できるようにしましょう。特に外国語能力試験については、せっかく受験しても結果の通知が書類の提出期限に間に合わなければ意味がありません。出願書類の締め切りから逆算して、早めの受験を心がけてください。


アイディア勝負の任意提出書類

 受験者自身の判断で任意の書類を提出できる場合は、自己PRのチャンスです。やる気や知識レベルの高さ、将来性を感じさせる書類を準備しましょう。柔軟な発想とアイディアが勝負です。特に資格や外国語能力試験のスコアは、提出すれば有利に評価されることもありますので、準備することをお勧めします。反面、要求された提出書類以外は「認めない」と明記している学校もあります。当然のことですが、このようなときには必ず学校側の指示に従ってください。


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